おいらの読書日記

読んだ本の感想文とか色々!

最近純文学にハマった

こんにちは!
約10日ぶりの更新かな?笑

最近色々忙しくてブログの更新を怠けてしまっているのですが、実は本は毎日読んでるんですよ。

Kindleを購入してから、お風呂で本が読めるようになったので、毎日半身浴しつつ読書をするという優雅な生活を送っております(笑)


タイトルにもある通り、最近はビジネス書や実用書よりも純文学を読むのが好きでして、
芥川龍之介や、森鴎外太宰治三島由紀夫などの本を読み漁っている日々です。


ここらへんの本はKindleで無料で購入できるものが多いので大変有難いです!


純文学はすぐ読み終えてしまうので、1日1冊は読んでます。1度読んだ本も読み返したりもしてます。



あとは純文学の他にも
座右の銘集みたいなものも購入しているので、毎日少しずつ読んで、読み返して、みたいなことをしてます。


以前のように1冊ビジネス書を読んで、内容をまとめてブログの記事にする
みたいな投稿もあんまりしなくなると思います(笑)


このブログはじめたのって、
自分で後から読んだ本の構成や内容を見返すため
って意味合いもあったんですよ。


ただKindle買ってからは、

読みながら気になったところにマーカーを引くと、自分でマーカーしたところをスマホタブレットでまとめて確認できたりするし、

Kindleの中に何十冊も本を入れておけるので、いつでも内容の確認とかができるんですよね。


…もはやこのブログの意味も無くなりつつあるなと。


恐るべし、Kindle



また今後のブログの投稿のことも考えようと思います!


それではまた!

せーの!おつかれ!

#11 【頭のいい説明は型で決まる】犬塚壮司

こんにちは!

今回読んだのは、「頭のいい説明は型で決まる」という本で、著者は犬塚壮司氏。

まずは著者の経歴紹介から。
福岡県久留米市出身。
駿台予備学校化学科講師。現株式会社士教育代表取締役

駿台予備校の化学の先生だった方なんですね。実は僕大学受験のために浪人した際は駿台に通ってたんですけど、この先生のことは知りませんでした。(すみません)
ただ駿台かーって思ったら少し親近感湧きました笑

内容としては、
説明が上手いとはどのようなことなのか、また、もっと説明がうまくなるための方法はどんなものなのか。
これについて具体的な方法や、解決策を提示してくれている本になります。

また、

1なぜあなたの説明はわかってもらえないのか?
2IKPOLET法(相手に説明する際のフォーマット)
3できる人だけが持っている三つの極意

こんな感じの構成になってるかなと思います。

この本のメインテーマでもあるのがIKPOLET法というものです。
皆さんは、自分が既に身につけた専門性の高い知識を、そのままの状態で説明の中に入れ込んでしまうと、相手は全くわからないという状態に陥った経験ってありませんか??

そういう時に、このIKPOLET法を使えば、相手にも深い理解を与えることができますよと言った内容でした。

詳しいIKPOLET法については、是非手に取ってご自身で読んでみてはいかがでしょうか。
僕も何か説明する時にはなるべく、相手にもちゃんと伝わるように説明できるようになりたいなと思いました。


ベストセラー「LIFE SHIFT」にもあるように、これからの時代は資本主義から価値主義に移っていくでしょう。
創造力を持った者が世の中の歯車を回していく時代になっていきます。
自分の説明によって相手へ深い理解を与え、それが知の連鎖のようにつながっていく。
それがまた新しい創造を生み出す原動力になるのかなと。
「説明の仕方」から「これからの価値主義の時代」にテーマが変わると、突然スケール感はかなり大きくなりますけど、、
著者が本のおわりに書いていたことにも、納得させられました。


総合点は85点!!

それではまた!

せーの!おつかれ!

#10 【お金2.0 新しい経済のルールと生き方】佐藤航陽

こんにちは!

今回読んだのは「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」という本で、著者は佐藤航陽氏。

まずは佐藤航陽氏の経歴紹介から。
福島県生まれ。早稲田大学在学中の2007年に株式会社メタップスを設立し代表取締役に就任。2015年に東証マザーズに上場。フォーブス「日本を救う起業家ベスト10」、AERA「日本を突破する100人」、30歳未満のアジアを代表する30人「30 Under 30 Asia」などに選出。2017年には時間を売買する「タイムバンク」のサービスの立ち上げに従事。宇宙産業への投資を目的とした株式会社スペースデータの代表も兼務。

福島出身なんですね、僕と同じ!笑

こちら幻冬舎出版で、お値段は1620円(税込)
Kindle版だと25%offで購入できます。

この本の構成は全5部になっていて、
第一章 お金の正体とは?
第ニ章 テクノロジーが変えるお金のカタチとは?
第三章 価値主義とは何か?
第四章 お金から解放される生き方とは?
第五章 accelerate人類の進化とは?

全体的に経済的、金融的な知識を深く学んでいくというよりかは、テクノロジーの発展した情報化社会や、超AI時代の世界の働き方を含めた生存戦略について幅広く論じている本になっています。
経済や金融のインプットの為に購入しようとすると肩透かしを食らうかもしれません。

ただお金や経済をツールとして使いこないして自分のやりたいことを実現したいと思っている方には一読の価値があるかと思います。

個人的に良いなと思ったフレーズを少しご紹介します。
・大手商社マンの部長は既存の経済の中では人材価値が高いと思われがちですが、その人の価値はその企業が定めた「肩書き」に依存しているため代替可能です。
これに関しては僕個人としては会社での役職や肩書きなんて社長以外は総じて価値が無いと思ってるので、大いに賛成ですね(笑)

・個人の価値さえ高めておけば、それをお金に変換することもできますし、お金以外の他の価値にも変換することができます。
これはまさに僕がYouTubeをやっている理由なので、腑に落ちました(笑)


30代の社長が書いた本ということで、落合陽一氏の本とどこか似たような印象を受けました。若者には評価を受け、頭の堅い人には評価を受けにくい本なのかなと思います。

前も書いたことですが、こういう本はいわゆるお堅い業界で働いている人こそ読むべきだと思います。

内容も経済や金融の専門用語は非常に少なく、また誰にでも分かるような言葉で丁寧に書いてあるので、ストレス無く読み切れると思います。

是非手に取って読んでみてください!

総合点は79点!
(僕はこの本で金融や経済の勉強しようかなと思ってたので少し厳しめに笑)

それでは!せーの!おつかれ!!

Kindle paperwhite(NEWモデル)を一週間使った感想!

こんにちは!
早いもので、もう今日で2018年も終わりですね~
あっという間の1年だったな。


さて、タイトルにもある通りですね、
このあいだKindle paperwhiteのNEWモデルを購入しまして、そろそろ一週間が経ちますので使用感のレビューでも書いていこうかなと思います。


まず、僕が購入したのは2018年11月に発売されたKindle paperwhiteの最新モデルです。第10世代ってやつらしいです。
詳しいスペックとかは他の方が書いてるブログとかでチェックしてみてください!笑


何故今回電子書籍端末を買おうかと思ったかと言うと、一言で言うとコスパがめっちゃ良いと思ったからです。

まずは金銭面のコスパですね。
これはもう読書好きな方は絶対一度は頭を悩ませたことがあると思うんです、とにかく本って高いのよ!笑

冷静に一冊大体1500円として、毎月三冊本読むだけで約5000円吹っ飛びますからね(笑)
そこでこのKindleの出番ですよ。
なんとKindleにはKindle unlimitedっていうサービスがあって、
月額1000円で二万冊以上の本が読み放題なんです!
これはもう本好きにはたまらないサービスですよ!
小説、ビジネス書、マンガ等、Kindle unlimited対象の作品なら読み放題です。ほんと最高。
既に僕はこの一週間で三冊、ビジネス書読みました。

そしてこのKindle本体も17000円くらいで購入できるので、10冊紙の本を買ったと思えば全然安いですね。完全に元が取れちゃいます!
あとAmazonKindle版なら新品の本を紙で買うよりも一割くらい安く買えるので、そこもコスパポイントです!!

2つ目は物理的なコスパ
これも読書好きあるあるだと思うんですけど、本ってめっちゃ場所を取るんですよ。
もうどんどん読み終えた本が積まれていって、部屋が本で埋め尽くされるんじゃないかってくらいです笑
でもこのKindleは薄型のタブレットに大量の本を入れておけるので、読み終えてもガサばらないし、これ一つ持っていけば読みたい本を何冊もカバンに入れずに済むのでとても便利です!


そして実際の使用感ですが、一番驚いたのはバッテリーの持ちがめちゃくちゃ良い事です。
僕購入してから一回しかフル充電してないんですけど、一週間たってもまだ50%くらい充電が残ってます。
大体一日前30分ちょっと超えるくらいのペースで本を読んでるんですけど、それでもこのバッテリーの持ちなので、通勤中に電車の中で本を読むだけの方とかなら二週間くらいは余裕でバッテリー持つと思います!


次に良かった点は、全然目が疲れないこと。
これは正直タブレット端末を買うにあたって一番気にしてた所なんですけど、普通のスマホの画面とかと違って長時間使用しても全然目が疲れないです。
なんかタブレットの画面に使われてるライトがめっちゃ良いやつらしくて(詳しく調べてなくてごめんなさい)、ブルーライトもかなり軽減されてるみたいですよ。


あと細かいんですけど、本って電車とかで読んだり、家で寝る前に読んだりするじゃないですか。紙の本って、その時々の環境の光の加減でめっちゃ読みにくいってこと割とありませんか?
Kindleは環境の明るさに左右されずにストレス無く本を読めるのが良いなと思いました!
例えば、明るい時でも画面に光が反射しないので眩しく無いし、暗い所でも絶妙な明るさで光ってくれるのでめっちゃ読みやすいです。
あと生活防水なのでお風呂でも読書できます!
これは最高!!


逆に不満な点を挙げるなら、付属の充電ケーブルが不良品だったことかなあ。本体に差し込めなかった笑

まぁでも自分の持ってるスマホの充電器でも充電できるので、別に気にしてないです笑
でも一応後でAmazonに問い合せてみようかと思います。新品と交換とかしてくれるかもしれないし。


はいではこんな感じで、
第10世代Kindle paperwhite(NEWモデル)の使用感レビューでした!いかがだったでしょうか。
まぁ完全に僕の主観なので参考にならなかったことも多かったとは思いますが、購入をお考えの方の助けに少しでもなれてたら良いなと思っております。

また、Kindle知らなかった方も、是非この機会に調べて頂いて、より快適な読書ライフを一緒に過ごしてみませんか??笑


あ、Kindleで読んだ本のタイトルだけ紹介しときますね。たぶんこれらは一冊ずつ感想をブログにはしないので笑

・【お金2.0】佐藤航陽
・【行動デザインの教科書】國田圭作
・【武器になる哲学】山口周
・【ゴルゴダ深見真


はい!という訳で今回も最後までご覧頂きありがとうございました!
また来年もよろしくお願いいたします!
良いお年をお過ごしください!

せーの!おつかれー!

#9 【たくらむ技術】加地倫三

こんにちは!
今月3冊目ですね、普通に読み終えてましたが記事にするのが遅くなりました笑

今回読んだのは「たくらむ技術」という本で、著者は加地倫三さん。

まずは経歴紹介から。
1969年生まれ。神奈川県出身。上智大学卒業後、92年にテレビ朝日に入社。スポーツ局に配属後、96年より編成制作局に異動してバラエティ番組の制作に携わる。現在、「ロンドンハーツ」「アメトーーク!」の演出、プロデューサー。

ということでご存知な方もいらっしゃると思いますが、アメトーークの加地さんです!
息の長い人気バラエティ番組を数多く手がけられているプロデューサーです。


この本を読もうと思った理由ですが
僕普段趣味でYouTubeの活動もしていまして、

知り合いのYouTuberの方と一緒に動画を撮影したり、動画の企画を練ったりすることが割とあるんですよ。

(余談ですけど、YouTube好きな方なら割と誰でも知ってるような有名な方ともコラボしたことあります!)

そこで、加地倫三さんはテレビで人気の動画コンテンツを作り続けてらっしゃるので、どのような考え方でバズるコンテンツを作ったりしてるのかな~っていうのが知りたくなりまして、購入しました!


本の構成ですが、たくらむ技術とありますが、技術論というよりは、仕事への取り組み方、意識についての熱い思いをつづったものとなっています。

ですので、
「たくらむ」という言葉に関係のある事柄はあまり多くなくて、
「たくらむ」という言葉の持っている悪い印象を引っくり返す!みたいな内容でもありません。


この本を読んで印象に残った加地さんの言葉を少しご紹介しますね。
・見逃しをするなら三振をした方がいい
・メーカー企業が行うマーケティングと、アイデアを考えるマーケティング的な手法というのは、別物。
・下手に真面目な人は、きちんと最初から問題を解決していこうとするから時間はかかるし、脳みそが疲れてしまう。
・他人の判断なんて、その時プラスの部分を見たかマイナスの部分を見たかという偶然に過ぎない。
・若手に簡単にチャンスは与えられない。自動的にチャンスが降ってくる環境だともらい癖が付いてしまうから。

ここら辺は個人的に心に響きましたね。
もちろん、これだけ読んで加地さんが伝えたかったことを理解できないとは思いますが、いかに仕事に情熱を注いでいる熱い方なのかということは伝わると思います。
本当にバカ真面目にバカをやっているんだなと思いました。そりゃ人気バラエティ番組を生み出せる訳だ…

「見逃しをするなら、三振をした方がいい」

この言葉を見て皆さんはどういう意味だと考えますか?
何もしないより、失敗してでもチャレンジした方が良い。
って捉えますか?

加地さんのこの言葉の捉え方って独特でしたよ。全然意味が違ってました。
素直に凄いなって思いましたね。
皆さんも機会があればぜひこの本を読んで、加地さんがどういう意味でこの言葉を使ったのか、チェックしてみてください!


普段、僕は芸能人が書いた本とか、成功者の体験本とかは読まないのですが、この本は自分の経歴や共通点から参考になることが多いかもと思って読んでみました。

読書を始めようと思っている方で、まずどんな本を選べば良いか分からないという方は、タイトルやジャンルから選ぶのではなくて、

著者の経歴や、学歴、やっていることや、出身地などの共通点を探して、興味を持てる人だったら、その人が書いた本を読んでみる。といった方法で探すのも一つの手段かなと思います。
是非参考にしてみてください!


最後に、この本はテレビ業界や動画制作をしている人はもちろん、普通の会社勤めの方にもオススメできる本になっていると思います。是非手に取って読んでみてくださいね!

総合点は84.5点!


それではまた!せーの!お疲れー!

#8 【自分を操る超集中力】DaiGo

こんにちは!今月2冊目ですね、3冊目も多分今月中に読み終えるかなと思います。記事にするのは年内にできるかなぁ、、
いや、やらねばですね笑

さて今回読んだのは我らが師匠、メンタリストDaiGoさんの「自分を操る超集中力」という本です!

以前も師匠の本の感想を読んだ感想を書いたことがあるので是非そちらも参照してください。


ちょうど先月11月は師匠の生放送のテーマが、「心理学的に証明されている効率の良い勉強法」に関する内容でしたので、
この本を読んで上手に時間を使う方法を学べば、相乗効果で日々の勉強の効率がアップすると思い、購入した次第でございます。

さてこの本の構成ですが
①集中力を自在に操る3つのツールとは?
②高い集中力を生み出す7つのエンジンとは?
③疲れをリセットする3つの回復法とは?
④集中力を自動でつくりだす5つの時間術とは?
の四部構成になっております。

本の内容ですが、師匠の生放送で心理学を勉強されている方は、そこで聞いた内容と重複する事が多いと思います。

今回は時間の効率的な使い方や、集中力の高め方に関するテーマの総集編的な内容になっています。


具体的には、集中力の原動力(通称ウィルパワー)を上手に使いこなしていきましょうといったもの。
食事や、勉強場所、環境、睡眠、感情など、生活の至る所でウィルパワーを上手く使って集中力を高めることができますよっていうノウハウを教えてくれます。

もちろん、師匠の書いていることは科学的な研究データを元にしているので、信頼度は抜群でございます。


ただ僕的には、昔生放送で一度聞いた内容にもかかわらず、未だに実践できていない部分や、今でも自分をコントロールできていない部分もあったので、少し耳が痛いなあと感じることもありました、、(笑)
反省して行動に移します!


そしてこの本2016年発売だったんですね、ずっと売れてて凄いな、さすがです(笑)



はい、ということで今回はこんな感じで終わりです!
今後はこのくらいサクッと短めに記事を書いていこうかなと思っていますのでよろしくです!


この本の総合点は84点かな!とても読みやすいので立ち読みでもいいから一読するのをオススメします。



それではまた!せーの、おつかれー!

#7【日本史で学ぶ経済学】横山和輝

こんにちは!投稿遅くなりました、ごめんなさい(><)

今回読んだのは、「日本史で学ぶ経済学」という本で、著者は横山和輝氏です!

 

 

まずは横山氏の経歴紹介から。

静岡出身、神奈川大学経済学部卒。一橋大学院経済学研究博士後期課程単位取得退学。

現在、名古屋市立大学大学院経済学研究科准教授。

著書に「マーケット進化論、経済が解き明かす日本の歴史」

 

ということで、経済学の大学教授の方なんですね。他の著書も日本史と経済学を結び付けてあるみたいですので、歴史も一緒に研究されてらっしゃるんでしょうか。

 

 

さてこの本の構成ですが

①貨幣の経済学とは?

インセンティブの経済学とは?

③株式会社の経済学とは?

④銀行危機の経済学とは?

⑤取引コストの経済学とは?

⑥プラットフォームの経済学とは?

⑦教育の経済学とは?

この全7章からできております。

前半の三章は基礎編として、経済学やビジネスにとってのトピックが解説されていて、後半の残りの四章で、応用編として文献史料やデータを読み込みながら経済学の応用について学んでいくといった構成になっていました。

 

この本を読もうと思ったきっかけは、単純に今独学で勉強しているマクロ&ミクロ経済学と、昔受験で勉強した日本史が、どう関連しているのか気になったからです。

全く別のジャンルだと思っていた学問が、どこかでリンクして体系的に理解が出来るようになるのは、非常にメリットがあるなと思います。

 

余談ですが、最近僕は心理学についても勉強をしているのですが、マーケティング経営学、哲学、社会学などの学問も、じつは心理学と密接な関りがあったりします。ひとつのことを狭い観点から勉強するよりも、様々な学問を体系的に学び、それぞれに結び付けて覚えていくという手法はかなり勉強のコスパが良いです。

最初は新しいことを覚えるのが面倒だと感じることもありますが、長い目で見たら勉強の吸収スピードが倍増していくと思いますよ。

 

さて話が逸れましたが、この本の感想を書いていきますね。

 

読み終えて真っ先に感じたのは、日本史って面白いじゃん。

これでした(笑)

正直今まで僕の中の日本史って大学受験のためのツールでしかなかったんですよね。

ぶっちゃけ日本史を教えてくれた高校時代の先生も、その認識だったんだろうなと思います。社会は暗記科目だから、文系の人は数学の代わりに日本史をやれば良いよ的なね。

 

まあ正直この本読み終えて、教える側が頭悪かったんだなって思いましたね(笑)

 

経済学の知識も持ち合わせている高校の社会科の教師ってぶっちゃけいないですよね。だからこそこの本には一読する価値があったと思いました。

 

何故経済学で歴史を学ぶのか。それは歴史自体が経済的な問題の原因究明と、その解決をしてきた流れそのものだからであり、現代を考えるヒントの山だからだと思いました。

 

例えば企業組織の効率化、業績改善、コストカット、新たなプラットフォームビジネスの創出などは、現代のビジネスの現場でも重要なトピックですよね。

 

例えば、この本の前書きでも例に出されていましたが、企業組織の効率化について徳川時代を引き合いに出してみると、

五代将軍綱吉は、徳川政権の財政難を克服するために人員削減を断行し、一方で八代将軍の吉宗は、同じく財政難を克服するために人員を増やしたそうです。

 

綱吉と吉宗の政策で、財政難は克服できたのかどうか。それは歴史から見れば結果が歴然です。どういった原因・理由で結果が得られたのか、それを理解し、参考にするのは現代のビジネスパーソンにとても意味があることだと思います。

 

この本では近年注目度の高いプラットフォームビジネスや、暗号通貨などの議論についても日本史からどう紐解けるのかを整理してくれています。

日本史や経済学に興味が無かった方も、社会人の教養として身に付けて損は無い内容になっていると思いました。

 

個人的には全国の中学・高校の教師にこそ、こういった体系的な学問を勉強して、自分の教える科目が現代社会とどう関わっているのかを生徒に教えるべきだと思いますよ。

会社で働いた経験の無い人が教師になるデメリットって、正直ここですよね。世間のビジネスをどのくらい知ってるのかなっていうね。

まあ、日本史の試験なんて暗記すれば誰でも9割取れるしね(笑)

 

なにはともあれ、この本、とても面白かったです!是非読んでみてはいかがでしょうか!

巻末には参考文献もたくさん記載されているので、経済学の知識や日本史の知識をさらにアップデートしていくために使うのもアリだと思いました!僕もあと何冊かは経済学や歴史の本を読んで勉強を深めようと思います!

 

総合点は90点!

 

それでは!せーの!おつかれ!!