おいらの読書日記

読んだ本の感想文とか色々!

#10 【お金2.0 新しい経済のルールと生き方】佐藤航陽

こんにちは!

今回読んだのは「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」という本で、著者は佐藤航陽氏。

まずは佐藤航陽氏の経歴紹介から。
福島県生まれ。早稲田大学在学中の2007年に株式会社メタップスを設立し代表取締役に就任。2015年に東証マザーズに上場。フォーブス「日本を救う起業家ベスト10」、AERA「日本を突破する100人」、30歳未満のアジアを代表する30人「30 Under 30 Asia」などに選出。2017年には時間を売買する「タイムバンク」のサービスの立ち上げに従事。宇宙産業への投資を目的とした株式会社スペースデータの代表も兼務。

福島出身なんですね、僕と同じ!笑

こちら幻冬舎出版で、お値段は1620円(税込)
Kindle版だと25%offで購入できます。

この本の構成は全5部になっていて、
第一章 お金の正体とは?
第ニ章 テクノロジーが変えるお金のカタチとは?
第三章 価値主義とは何か?
第四章 お金から解放される生き方とは?
第五章 accelerate人類の進化とは?

全体的に経済的、金融的な知識を深く学んでいくというよりかは、テクノロジーの発展した情報化社会や、超AI時代の世界の働き方を含めた生存戦略について幅広く論じている本になっています。
経済や金融のインプットの為に購入しようとすると肩透かしを食らうかもしれません。

ただお金や経済をツールとして使いこないして自分のやりたいことを実現したいと思っている方には一読の価値があるかと思います。

個人的に良いなと思ったフレーズを少しご紹介します。
・大手商社マンの部長は既存の経済の中では人材価値が高いと思われがちですが、その人の価値はその企業が定めた「肩書き」に依存しているため代替可能です。
これに関しては僕個人としては会社での役職や肩書きなんて社長以外は総じて価値が無いと思ってるので、大いに賛成ですね(笑)

・個人の価値さえ高めておけば、それをお金に変換することもできますし、お金以外の他の価値にも変換することができます。
これはまさに僕がYouTubeをやっている理由なので、腑に落ちました(笑)


30代の社長が書いた本ということで、落合陽一氏の本とどこか似たような印象を受けました。若者には評価を受け、頭の堅い人には評価を受けにくい本なのかなと思います。

前も書いたことですが、こういう本はいわゆるお堅い業界で働いている人こそ読むべきだと思います。

内容も経済や金融の専門用語は非常に少なく、また誰にでも分かるような言葉で丁寧に書いてあるので、ストレス無く読み切れると思います。

是非手に取って読んでみてください!

総合点は79点!
(僕はこの本で金融や経済の勉強しようかなと思ってたので少し厳しめに笑)

それでは!せーの!おつかれ!!