おいらの読書日記

読んだ本の感想文とか色々!

#6 【老人と海】ヘミングウェイ

こんにちは!
今月はもう既に3冊も読めました!内容が軽めだったり、ページ数が少ない本が多かったからこれだけ読めてるんだと思います。
普段からこのくらいのペースでどんな本でも読み切れたら良いなあ。。

今回読んだのはヘミングウェイの「老人と海」という本です。
僕は新潮文庫のものを購入しました。お値段は430円(税抜き)です。

実は僕小説を読むのがかなり久しぶりでして、もうかれこれ2年くらいは読んで無かったと思います。学生時代は有川浩さんや東野圭吾さんの本を好んで読んでましたが、最近はずっと実用書ばかりでしたね。


何故唐突に小説を読もうかと思ったのかにはちゃんとした理由があります。
今回はその理由について少し詳しく書こうかなと思っております!


本の内容については、サクッと引用で済ませます。
キューバの老漁夫サンチャゴは、長い不漁にもめげず、小舟に乗り、たった一人で出漁する。残りわずかな餌に想像を絶する巨大なカジキマグロがかかった。4日にわたる死闘ののち老人は勝ったが、帰途サメに襲われ、舟にくくりつけた獲物はみるみる食いちぎられてゆく……。徹底した外面描写を用い、大魚を相手に雄々しく闘う老人の姿を通して自然の厳粛さと人間の勇気を謳う名作。(引用)


はい、こんな感じ(笑)


ただ正直ね、あんまり何が面白いのか分からなかったです、、
まぁでも名作だからといってなんでも面白かったと言うのはちょっとナンセンスだと思いましたので、ここは素直にね。
僕もまだまだ未熟だってことですよね、きっといつかこの本の良さが分かる日が来ると思います、多分、、(笑)


それで、なんで小説を読もうと思ったか、そしてどうして純文学を選んだのかについて少し書こうと思います。

まず小説を読もうと思ったのは、語彙力強化のためです。今僕は「話す」ことがメインの仕事をしているので、もっと語彙力を蓄えて表現力に磨きをかけたいと思ったんですよね。
現代人ってなんでも「サイアク」って言葉で悪いことを表現したり、「ヤバい」って言葉で凄いことや感動したことなんでも表現しちゃう思うんですけど、(僕も例に漏れずそうです)なんかもっと幅を利かせた感情表現等をパッと言えるようになりたいなと思ったんですよね。
そこで小説を読んで、普段使わないような言葉をピックアップして、それの類義語、対義語を調べて、語彙力を増やすプランを立てました。ですのでこれからも小説はポツポツと読んでいくと思います。ブログには一応読みました!ってことで記事にはすると思いますが、今回みたいに内容とかは引用に譲る形になると思います。よろしくお願いします!


そして純文学を選んだ理由ですね。これは心理学的な観点から選びました。
なんと研究で、純文学を読むだけで対人コミュニケーション能力がアップするという結果が出ています。
理由は恐らく純文学には人間の感情をストレートに表現したりすることが少ないので、必然的に本の登場人物の描写等から感情を読み取るしかなくなり、その結果、洞察力観察力もアップする、といった流れなんだと思います。
そういった相手の感情を読み取るための、他者への共感力を高めるには、純文学を読むのが良いのだそうです。


とまあこんな感じで、純文学を読んだわけですが、値段も安いものが多いですし、教養として読むなら鴎外や漱石といった日本の純文学に触れるのもアリかなと思いました。
是非皆さんも純文学、読んでみてください!


そして純文学に限らず小説に詳しい方、いらっしゃいましたら是非オススメの本を教えてください!!


それではまた!
せーの!お疲れ!

#5 【日本再興戦略】落合陽一

こんばんは!
今回読んだのは、「日本再興戦略」という本で、著者は落合陽一さんです!

僕は落合氏の本を読むのは二回目です。前回読んだ本は「超AI時代の生存戦略」です。その個人的な読書感想文もブログに載せてあるので、気になる方はそちらもチェックしてみてください!

落合氏の経歴紹介についても以前のブログで紹介してるので、そちらを参照していただければと思います。

こちら幻冬舎出版で、お値段は1400円(税抜き)です。2018年1月30日初版ですので新しめの本ですね。


本書の概要ですが、
AI、ブロックチェーンなどテクノロジーの進化、少子高齢化、人口減少などにより、世界と日本が大きく変わりつつある。
今後、世界の中で日本が再興するにはどんな戦略が必要なのか。
テクノロジー、政治、経済、外交、教育、リーダーなどの切り口から日本と日本人のグランドデザインを描く。(引用)

とあるように、日本の将来についてどんな成長戦略を取って行こうかね?って感じの内容になってます。


本の構成は大まかに
①欧米と日本の歴史から見た再興戦略とは?
②テクノロジーはどう世界を変えるのか?
③日本が取るべき政治、教育、仕事の戦略とは?
の三つに分けられるのかなと思いました。
前回読んだ本では主に「働き方」についてフォーカスを当ててありましたが、本書はより多岐にわたる分野からの評論が記されてありますね。

読了までは2時間前後くらいだった気がします!

さて感想です。
まずは良いと思った点から。
前回の落合氏の本を読んだ時にも感じたのですが、日本の将来を前向きに、明るいものとして捉えている点がとても良いなと思いました。
世界に先立って起こる急激な人口減少を、逆に日本の強みになる良いことだという意見には、これは新しいなと思わざるを得なかったですね!

またこの本では欧米の定義や日本の定義、それぞれの国民感などを歴史の面から説明したり、幅広い政治の知識や経済の知識から、日本は日本に合った成長戦略をしていこうという内容が書いてあります。
世間のこの本のレビューを見ると、ここの歴史の部分や知識について間違っている内容もあったりするようなので批判もあるみたいですが、僕は逆にこの幅白い知識を縦横に結び付けて論じている点に価値を感じました。

正直僕はまだまだ勉強不足なこともあり、経済学や政治学、受験で使う以外の歴史の知識は持ち合わせていないので、この本に書いてあることがどのように的外れなのか、議論する力がありません。
ですので、この本に書いてあることをクリティカルに読み進めていくためには、自分自身ももっと様々な教養を身に付けるべきだなと思ったんですよね。
そして色々な知識を僕自身が身に付けて、この本に書いてあることにツッコミを入れながら読み進めていくことが出来るようになりたいなと思わせてくれました。


落合氏のこの本における議論の深堀が足りないとか、浅はかな議論でしかない、といった意見も見受けられましたが、そもそもこの本一冊で日本が発展する為の全ての答えを知ろうなんて、その考えの方が浅はかな気がしますよね。
深堀が足りていないと感じる部分があれば、他の本を買ったり、勉強したりして自分自身で教養を蓄えることが大切なんじゃないかなと思いました。
そして個人個人が自分の知識を経横結びつけて、人それぞれの日本再興戦略を持つことが大事なんじゃないかなと思いました。

こういった多方面に勉強の興味を持たせてくれるという点は、この本を読んで良かったと思いました!


逆に良くないと思った点は、前回の本でも同じことを書いたのですが、やはり専門用語の説明が少々雑な点ですね。
今回は専門用語ごとに注釈がつけられていて、読者が分かりにくいと感じるであろう用語に対しての配慮はありはするのですが、注釈が章末にまとめて載せてあるので、本文と注釈のページを行ったり来たりするのが少々面倒でした。

そして注釈で数ページ使うくらいなら、最初から分かりやすい言葉に置き換えた本文にするとか、説明を詳細にするとか、もう少し本文の内容を見直せる余地があったのかなと感じました。
ただ社会人の方であれば日ごろ目にする言葉なので特に注釈を見なくても問題ないと思います。あくまで初学者や学生さんには分かりづらいのかのと思いました。


というわけで、今回の総合点ですが、80点ってところですかね!
今話題の人ですし、世界が注目する研究者ですから、こういう人間の頭の中を覗いてみたい人って思うは一読してみることをおすすめします。


それでは今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!
また次回もよろしくお願いします!
せーの!おつかれー!

#4 【秒で見抜くスナップジャッジメント】DaiGo

こんにちは!もう11月、今年も残すところあと二か月、あっという間ですね。

今回読んだ本は「秒で見抜くスナップジャッジメント」という本で、著者はメンタリストDaiGoです。

以前ブログでもちょろっと書いたのですが、僕はメンタリストDaiGoさんのニコニコ動画の有料会員になっておりまして、主にDaiGoさんの動画を通して心理学について学んでおります。
そんなDaiGo師匠の新作が出たということで早速購入した次第でございます。(ニコニコでDaiGoさんの有料会員は皆DaiGoさんの事を師匠と呼びます笑)


興陽館出版で、お値段は1400円(税抜き)です。

この本の内容はざっくり言うと
「人の性格をぱっと見の第一印象で見抜いてしまいましょう!」

ってところでしょうか。
皆さんは気になるあの人って本当はどんな性格してるんだろうか。心の中を見抜いてみたいなと思ったことはありませんか?
この本はズバリ相手の心の中を秒で見抜く、ザ・メンタリストっぽいスキルを身につけることができる本になってます!
ビジネスで人と接する機会の多い方や、これから新しい環境で一歩を踏み出そうとしている方にこそ、一読する価値はあるのかな〜と思います。


本の構成は
①人を見抜く前に知っておくべき3つの誤解とは?
②能力を見抜く7つのスナップジャッジメントとは?
③性格を見抜く3つの方法論とは?
④ウソを見抜く4つの戦略とは?
⑤パートナーを見抜く5つの着眼点とは?
⑥やばいやつを見抜いて自分を守るための3つの防衛線とは?
⑦スナップジャッジメント力を高めるトレーニングとは?
といった形になっています。DaiGo師匠の本は最後に実践トレーニングメニューを付けていてくれていることが多い印象ですが、今回も例に漏れずトレーニングメニューがあります。
ありがとうございます師匠!


この本を読了するのには1時間くらい要しました。かなり読みやすいです、師匠の書いた本が読みやすいカラクリについて先日ニコニコで語ってくれましたが、読み返すとなるほどと思いました。
売れる本のカラクリが知りたい方、是非ニコニコの会員になりましょう(笑)



ここから感想です!
正直なところ、普段からニコニコの放送を見ている僕からすると、少し物足りないような印象も受けたかなあ。(これも師匠の何らかの策略かもしれないけど笑)
それだけ普段のニコニコから得られる情報量や満足度って高いんだなと再確認できました。(笑)


ただ内容に関しては申し分ないですよ、かなり面白かったし、実践したら面白いだろうなということも沢山書いてありました。そもそも師匠は必ず科学的に証明された論文の中から、重要な部分だけピックアップして、それを初学者にも分かりやすい言葉に変えて教えてくれるので、そこらへんの胡散臭い俺流心理学本とは内容に関する信頼度も全然違うんですよね。
今回もケンブリッジ大学コロンビア大学などの最新の研究成果を元に執筆してくれていますから、エビデンスに関しての信頼度は圧倒的ですね。


それと僕はこの本を読みながら自分はどれに当てはまるかな~とか考えてました。たまに「ヤバイやつの特徴」や「サイコパスの人の特徴」の所とかにドキッとするようなこともあったりして、これからは自分の第一印象を良くするためにちょっと行動を見直さなきゃかなとか思うこともありましたね(笑)他人の性格を読むために購入したのに、自分の性格を見直すきっかけにもなりました。



また、この本で師匠が一番伝えたかったことって、
そもそも人間には自然と人の性格の善悪を見抜く能力は備わっていて、人のことを知るには時間をかけないと分からないっていうのはそんなに正しいことじゃないんだよ
ってことなのかなと思いました。



ニコニコでも聞いたことなのですが、結婚してかなりの年月が経った夫婦と、初対面の男女とで、お互いの理解度はどれくらいかを測るテストをしたところ、なんと初対面の男女の方がお互いを理解しているという結果が出たそうです。普通だったら「長年連れ添った妻のことは、俺が誰よりも分かってる」的な発言を耳にしそうですけど、
これは結局何年一緒に生活しても、相手の性格や心の中を知ることができるレベルは初対面時から大して変わらないことを表しているんですよね。(データではむしろ年月が経つほど理解度は下がっていったそうです)



つまり、この本には相手の性格や心を見抜くためのテクニックや質問事項なども沢山書いてあって、確かにどれも実際に使ってスナップジャッジメントの効用を高めるツールにはなるなとは思いましたが、結局大事なのは自分自身が相手に抱いたパッと見の印象を、自分自身が信じれるかどうかって所だと思いました。

「いやこの人は悪い人なはずがない」とか思ったとしても、そう思ったってことは、そういうことなのかなって受け入れられるメンタルを鍛える事にこそ意味があるんじゃないかなと思いました。


なのでこの本の巻末にあるトレーニングメニューを実践したり、メンタルを安定させる練習をしたりする方法をまた別の本で勉強したりして、自分のスナップジャッジメントできるスキルを少しでも高めていけたら良いなと思った次第でございます。



最後に、心理学のこういった本を見ても、こんなの絶対成功するわけじゃないし、間違ってることも絶対あるじゃんって思ってバカにしがちな方ってたくさんいると思うんですが、、
心理学は確かに絶対ってことは無いと思います。
ただ、科学的に根拠があって、統計が出ている限り、確率は高まるんですよね。
実践しなければいつも通り失敗に終わっていることも、心理学の知識をもってすれば、成功に近づく確率が1%でも高まることを意味しているんですよね。
この点が根拠の無い自己啓発本と一線を画している所だと思います。
どうせいつも失敗してばかりの毎日で、少しでも上のレベルに行きたい、少しでも高みを目指したい、そう思うのならば試してみる価値はあるんじゃないって思います。
今の自分の人生を変えたいと思っているなら、行動を変える以外で環境は変わりませんからね。



もし心理学に興味がある方、いらっしゃいましたら、コメントで教えてください!
オススメの本とか教えてくれたら嬉しいです!


総合点は80かな!非常に読みやすいので、心理学に興味が無い人でもスルっと読めちゃいますよ!普段のスマホいじりや漫画代わりに読んでみてはいかがでしょうか!



今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!
それでは
せーの!おつかれー!!

#3 【コンビニ外国人】芹澤健介

こんばんは!
今月二冊目ですね!
いやあ理想は週に一冊ペースで月に四冊くらいは読みたいんですけどなかなか思い通りにはいきませんね、、汗

今回読んだ本は「コンビニ外国人」という本で、著者は芹澤健介。
新潮新書 760円(税抜き)です。2018年5月20日発行ですので、新しめの本ですね。


まずは著者の芹澤健介氏の経歴紹介から。
1973年、沖縄県生まれ。横浜国立大学経済学部卒。
ライター、編集者、構成作家NHK国際放送の番組制作にも携わる。
長年、日本在住の外国人の問題を取材してきた。
とのこと。


さて、この本は昨今の日本の人手不足による外国人労働者の増加問題についてまとめたものです。
中でもとりわけ外国人労働者に依存しているコンビニに焦点を当てています。
特徴としては、統計データやニュース記事のみを元に書いた本ではなく、実際にコンビニで働いている外国人たちに直接インタビューした内容をもとに書いてあることでしょうか。

具体的には
①外国人が日本で働く理由は?
②昨今の移民問題とは?
技能実習制度の問題点とは?
日本語学校の問題点とは?
⑤これから日本はどうやって国内生産力を維持すればいいのか?
といったことが取り上げられていました。

外国人労働者の増加が今後の日本経済に大きな影響を与えることは周知の事実ですから、現状日本がどのような状況になっているのかを知るのにはとても勉強になる内容ばかりでしたよ。


読了まで1.5時間くらいでした。


感想です。
やっぱり外国人は雇う側からすると「便利」な労働力として考えられていますよね。
現実として100万人以上の外国人が日本で働いているらしいです。
ただ考えなければならないのは、いくら労働力を呼んでも、やってくるのは僕らと同じ人間なんですよね。
国内の経済力維持のためには、確かに外国人労働者は必要不可欠な存在だということは間違いないとは思います。
ただ外国人労働者増加の裏には、一筋縄では解決できないような混沌とした問題が絡み合っているなという印象を持ちました。



移民問題や、日本の将来について考えたいという方、あとは経済学を学んでいる方にかなりオススメできる本だと思いました。


総合点は86点!

普段あまり読まないジャンルの本でしたが、とても勉強になりました。また何回か読み返したいと思います。


それでは!せーの!おつかれ!

#2 【スタンフォードのストレスを力に変える教科書】ケリー・マクゴニガル

こんにちは!
投稿遅くなりました、ごめんなさい。
読書は習慣なので毎日してるんですが、僕の読書方法がちょっと変なのと相まって一冊読了するまでに日数がかかってしまうんですよね。速読法でも勉強しようかなあ…(笑)

今回紹介するのは「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」という本。著者はケリー・マクゴニガル、訳者神崎朗子。
大和書房出版 1600円(税抜き)です。


まず著者のケリー・マクゴニガルの経歴紹介から。
ボストン大学で心理学とマスコミュニケーションを学び、スタンフォード大学で博士号(健康心理学)を取得。
スタンフォード大学の心理学者。
心理学、神経科学、医学の最新の知見を用いて、人々の健康や幸福、成功、人間関係の向上に役立つ実践的な戦略を提供する「サイエンス・ヘルプ」のリーダーとして、世界的に注目を集める。
メディアでも広く取り上げられ、「フォーブス」の「人々を最もインスパイアする女性20人」に選ばれている。
大学での講義のほか、活発な講演活動のかたわら、心身相関を重視する立場から、グループフィットネス、ヨガの指導も行っている。


僕はメンタリストのDaigoさんの動画の有料会員になっておりまして、そこで心理学を勉強しているんですけど、スタンフォード大学って結構色んな研究事例の紹介で出てくるんですよね。
マクゴニガル先生のこともDaigoさんの放送で知りました。


さてこの本の大まかな内容ですが、
帯の文章を引用すると、
私たちは生活している中で切っても切り離せない「ストレス」を悪いものだと思っているけど、実はその思い込みこそが有害なのでは?
「ストレス」に良い面もあることを最新の科学的実験と実際のストーリーをもとに解き明かし、ストレスを原動力にする方法を解き明かしていく。

みたいな内容になってます。

この本の構成は大まかに
第一章「ストレスを見直す」心理学、神経科学、医学の知見をふまえ、ストレスの心身にもたらす意外な効用とは?
第二章「ストレスを力に変える」具体的なストレスに強くなる方法は?

の二部構成になっております。そして第二章には随所にストレスを力に変えるエクササイズという名の個人ワークをするページが設けられております。
このワークを実際にやるかやらないかってとても大事なポイントになってると思います、正直、個人ワークで実践のアウトプットをしないのならこの本を買う必要ってそんなにない気もします。

読了するまでに、どのくらいかかったかな、ワークをせずに普通に読むだけなら2時間前後で読み切れると思います。


まずこの本の良いと思った所は、
普通の自己啓発本と違ってエビデンスがちゃんとしてる所ですね。まあ僕ほとんど自己啓発本読まないんですけど(笑)
心理学の本って意外と事実無根の著者の体験談とか主観だけで語られてる本が多いんですよ。でもこの本は科学的な裏付けがある主張がなされております。
僕は心理学の本を選ぶときはこうしたエビデンスの価値があるかどうかを結構重視しているので、この点はかなり良いなと思いました。


あとはストレスに対する印象はかなり変わります。まさかストレスに良い面があって、自己成長させてくれる作用もあるなんて思ってもみなかったですね。
そしてただストレスは良いものですよの押し売りをするだけではなく、この本ではストレスの悪い面に対してもきちんと根拠を持って言及してあります。
それを踏まえたうえで、ストレスに向き合う考え方や正しい向き合い方を学べたのはとても良かったなと思いました。


所々にある個人ワーク、これは必ずやった方が良いです。心理学に限らずですが、僕は本で知識を身に付けたものをアウトプットすることで読書の効用を高めることができると思っているので、本を読みながらアウトプットできるのはこの本の良いところかなと思いました。


逆にこの本の弱みとしては、
当たり前なのですが、自分の意思でストレスを力に変える方法を身に付けたい思って読み始めないと、全く意味や効果が無いところですね。とくに心理学はマインドセットや思い込みの力ありきで作用する学問だと思っているので、
終始この本に対して関心や興味を抱けないのであれば、なんの価値も無い本になってしまうと思います。

あとは、少々繰り返しが多いかなと感じました。
エビデンスの根拠はしっかりしている反面、同じような実例のエピソードや実験の研究成果がどうしても多くなってしまいます。
ここに関しては読み手の受け取り方にもよるとは思うのですが、人によっては内容がページに比べて薄いと思ってしまう方もいるのではないかなと思いました。

僕は前述した通り、エビデンスの価値を割と重視しているのでそんなに気にはならなかったです。



最後に、この本は決してストレスを無くす方法が書いてあったり、苦しみ自体が良いことだと言っているのではありません。
苦しみが感じなくなる方法が書いてあるわけではないし、嫌な出来事が全て良いことだと主張しているわけでも無いです。

ただ、自分たちが生活していくうえで必ず直面するストレスを感じた時に、どう対処していく方がより自分にとって良いのか。
どうやったら直面した困難に対処している中で、ストレスの良い点に気付ける能力を身に付けられるのか。

こういうことが書いてある本なんですね。
この本からストレスを原動力にし、自分を成長させてくれる正しい向き合い方を学びたいと思っている方は、是非購入して読んで、アウトプットまでしてみてください!
ストレスによって生じるエネルギーを利用する方法、ストレスを触媒にして思いやりやレジリエンスを高める方法が、たくさん具体的に書いてありますよ。


総合点は90点!かな!


また心理学の本を購入予定なので、読み終えたら記事にしますね!


それでは!
せーの!おつかれー!

#1 【超AI時代の生存戦略】落合陽一

こんにちは!

 

今回紹介するのは「超AI時代の生存戦略」という本。著者は落合陽一。

大和書房出版で、値段は1,300円(税抜き)です。2017年3月25日第1刷発行。

 

まず著者の落合陽一氏の経歴紹介から。

 

筑波大学情報学群情報メディア創成学類を卒業。大学院ではヒューマンインターフェース工学及びコンピュータグラフィクスを専攻し、東京大学学際情報学府にて博士号を取得。

現在は大学教授やメディアアーティストとして活躍されてます。

「現代の魔法使い」と称されていたり、世界から注目される色々な研究をされているみたいなのですが、レベルが違いすぎて正直いまいち良く分からないです。。(笑)

 

最近はテレビのメディア露出も多いので、ご存知の方もたくさんいらっしゃると思います。こないだ嵐の二宮君と対談してましたね!

 

 

「日本再興戦略」とホリエモンと共作の「10年後の仕事図鑑」は、どこの本屋さんでもプッシュされているので、本の表紙とかは見たことある方多いんじゃないかな。

 

さてこの本の内容ですが、

 

本書は、計算機技術の発展による「超AI時代」を生き抜いていくために、時代性を読み解き、必要なスキルやマインドセットについて解説したものである。(本文引用)

 

とあるように、将来的に訪れるであろうAI時代の生存戦略について、著者の見解を示唆した本になっております。内容はかなり平易に書かれていて、この分野に関する知識がほとんど無くても十分理解できるものでした。

 

読了するのに要した時間は1.5時間程度でした。

 

構成は大まかに、

第一章 超AI時代の生き方とは?

第二章 超AI時代の働き方とは?

第三章 超AI時代の生活習慣とは?

となっております。

第一章ではこの本のメインテーマのワークライフバランスからワークアズライフへの変換の提唱をして、第二章及び第三章で、そのワークアズライフを実現させる上で必要な生活や仕事に関する様々な議題、労働についての具体的なトピックスを解説していくような形になっています。

  

まずこの本の面白かったところから。メインテーマのワークアズライフについてですが、これは具体的に言うと、インターネットであらゆる世界が繋がった今、仕事と余暇の境目が薄れている。そんな中で、もし超AI時代が到来したら、合理的にゴールとプロセスが明確なことは全て機械にやらせて、人間は自分の好きなことで価値を生み出すスタイルを取りましょうというものです。

 

ストレスのかかる仕事をして、余暇を好きなことで潰すという意味ではなく(ワークライフバランス)、なるべく趣味性の高いストレスフリーなことの延長線上に仕事が繋がるような働き方をしましょう(ワークアズライフ)と言うものですね。

 

現に趣味なのか仕事なのか分からないことでお金を稼いでいる人は増えていますよね。

 このワークアズライフの考え方はとても面白いなと思いました。

 

 更に、この本の強みは、こういったAI社会が到来しても、今から準備をしていれば将来も有意義な時間を過ごせますよという、ある種の希望感を得られることだと思います。

 

また、「多くの仕事が人工知能に取って代わられる時代には人間はクリエイティブなことをしましょう。」のような、決まり文句を否定して、

より具体的な生き方や心構えを示唆してくれている所も良い点かなと思います。

 

逆にこの本の弱みとしては、具体的な論証は無く、あくまでも根拠のない著者の想像の域でしかないということですね。

ただ、様々な分野で第一線の研究をされている方ですので、それなりの説得力はあるのかなと思います。

 

あと、少々カタカナ用語が多いかなと感じました。

「シンギュラリティ」や「ブルーオーシャン戦略」などの用語は毎日新聞を読んでいる方や、社会人なら当たり前に分かる言葉ではありますが、高校生や大学生の読者には用語の説明が無いと分かりにくい言葉かも知れませんね。

 

著者の意見についてどう思うか、自分なりに考えるために一読する価値はあると思います。次は別の本でAIについて勉強してみて、著者によって変わってくる見解の違いなどを学ぶのも良いのかなと思いました。

 

 

総合点としては80点かな!

 

今後の働き方やビジョンを考える力を養うために、是非読んでみてください!

 

僕は現在もう一冊、落合陽一氏の本を読んでいるので、その本も読み終えたらまた記事にしたいと思います!それでは!

 

せーの!おつかれ!

はじめまして!

おいらのブログにようこそ!はじめまして!

ブログをはじめてみました~!どうも!


僕はですね、読書、音楽(ギターとかピアノとか)、水泳、テニス、とかが趣味でして、

なんかせっかくならなんか趣味の1つを形に残せればなあと思ってこのブログを開設した次第でございます!


とりあえずここ1年間くらい毎週1冊くらいのペースで読書を続けているので(いや、盛りました。最近は月に1冊か2冊くらいかな笑)、その読んだ本の感想とかをね、書いていけたらなと思ってます!



本の要約やまとめを書くのとかはちょっとハードルが高いので、あくまでも僕個人の、ゆるーい感想文的なノリのブログになります(笑)

頭が良ければ本の要約とか書けるとは思うんですけど、あんまり自信が無いので^^;


まぁ何も考えずにとりあえずブログやってみようかなーとか思って思いつきではじめたので、記事の見やすさとか、内容の濃さとかはほんとね、微妙だと思いますし、クオリティはかなり低いと思いますけど…汗


あと、やっていくうちに全然関係無い別のテーマのブログになっていくかも知れません(笑)

そこは成り行きに任せようかと思います!


こんな筆者ですが、このブログ読んで下さる方いらっしゃいましたらどうぞよろしくお願いします!

せーの!おつかれー!